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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

子供には「夢」ではなく「○○」の大切さを伝えたほうが良い

 

 

最初に言っておく。

 

 

夢を持つことは大事だ。

 

 

必須だと言ってもいい。

 

 

多くの成功者たちが夢を持つこと、夢を持ち続けることの大切さを説き

 

それは人々に感動と共感をもたらす。

 

 

そして親は、我が子の将来にその成功者の姿を重ね

 

「将来の夢は何?」

 

と問う。

 

 

「サッカー選手!」

 

プロ野球選手!」

 

「アイドル!」

 

「YouTuber!」

 

「ケーキ屋さん!」

 

「幼稚園の先生!」

 

 

幼ければ子供は「ごっこ遊び」の延長のような感覚で気軽に「夢」を具体的に口にする。

 

 

親はその言葉に目を細める。

 

 

そうやって、我が子の成長には「夢」というものが不可欠であり、

 

 

どこかのタイミングでより具体的に、より本気になれる夢の登場を待ったり、

 

ある程度意図的にそうなるように環境を用意する。

 

それはもちろん、最初に書いたように「正解」であり「必要」「必須」である。

 

 

しかしここで一旦立ち止まって考えてみたい。

 

 

子供にとっての「夢」

 

 

もちろん、あなたにも抱いた経験があるだろう「夢」というもの。

 

僕はたまに思う。

 

この「夢」という言葉ほど、具体性のないものはないのではないか、と。

 

 

言ってみれば「お金持ちになりたい」というのと同じレベル。

 

幼ければごっこ遊びや、単なる憧れに過ぎず

 

親としても真に受けるレベルではない話。

 

 

年齢が上がっていけば、それはより具体的にならなければお話にならない。

 

 

例えば冒頭に書いた成功者たち

 

幼い頃からずっと漠然とした「夢」に向かって日々頑張ったのだろうか。

 

 

最終的にそこに到達するには

 

当たり前だが膨大な量の努力量と時間の蓄積

 

 

これは絶対に不可欠なのだ。

 

 

その日々において、果たして目の前に「夢」というものがあるのだろうか。

 

その夢を支えにして、日々の努力をコツコツと積み重ねられるものなのだろうか。

 

 

僕は、違うと思うんだ。

 

 

子供にとって、毎日の努力に不可欠なのは

 

 

夢ではなく目標

 

 

より具体的な短期的な目標

 

 

これであろう。

 

 

そして、夢に向かって頑張ることを言語化するのではなく

 

 

設定した短期的かつ具体的な目標を乗り越えるべきことを言語化し、

 

乗り越えた時も言語化

 

 

その繰り返し。

 

 

 

そしていつしかそれが「コツコツ努力し、目標を乗り越えられる君は、望めば何者にもなれる」という言語化になる。

 

 

結局、幼い頃に容易く口にした夢というものは

 

 

多くの場合、叶うことはない。

 

 

子供自身が叶えたいと願わなくなる。

 

 

だからそれをいつまでも「○○になりたいんでしょ?」

 

と子供に向かって言うのは間違いだと思うんだ。

 

 

というか、その言葉で奮起できる子は

 

ほぼいない。

 

 

 

親は子供の放つ「夢」をしっかりと聞き、受け入れる。

 

 

「じゃあそのためには毎日コツコツ…」

 

と言うのではなく、

 

 

「もちろん、それも含めてあなたは望めば何にだってなれる。そのために絶対に必要になってくる力を身につけよう。あの人もあの選手も、その力が人よりも強かったからあの位置に今いるんだよ」

 

 

と伝えてあげよう。

 

 

 

そして、毎日のコツコツ。

 

 

 

勉強だって

 

ピアノだって

 

スポーツだって

 

 

やることはなんだっていいのさー

 

 

 

コツコツやる力

 

 

コツコツやって満足するメンタル

 

 

達成感を望む性格

 

 

 

 

そういうものは「夢」からは作れない。

 

 

 

より具体的な目標

 

 

 

そこからしか作れない

 

 

 

 

僕は思う。