能力の問題じゃない
意欲の問題でもない
親の躾?
いや、それも違う。
自分でやったことによる成果
その満足と達成をどれだけ得たか
その経験の差ではないかと思うのだ。
やはり人は、「甘味」のあるところに食指が向く。
不味いものは食いたくない。
だから、まずはそれが「美味い」ということを知らねばならぬ。
美味いと知っているから手が伸びる。
多少の困難があっても手間がかかっても
なんとか乗り越えて他にするのではないか?
「これをこの時間にやりなさい」
そうやって何かを与えられた瞬間、その子の能動力はそのスタートからして崩れていく。
それではダメなのだ。
本当に最初の最初から自分の頭で考えてやらないと。
でもね、それは焦ったらだめ。
小学生のうちはなかなかに厳しい。
やはり親の手は必要。
その中でうまいこと手を引く加減をしていく。
そのか匙加減はその子その子によって違う。
だからこそ、塾があるんだ。