春は卒業と入学の季節。
これを機に、子供にスマホを買い与える家は多いだろう。
そのスマホ
もちろん、ツールとしては不可欠なものであり
今僕もこうしてスマホからブログを書いているし
それと同時に流している音読はスマホからだし。
もう、松江塾にとっても「なくてはならない」ものになっている。
しかし、これを子供に与えることは
言い方はキツいかもしれないが
定期的に微量であれば身体や脳を健康にするが、多量に使用すると中毒になり脳や健康に害を及ぼす麻薬を常時使える状態で子供に渡す
ようなものと心得てほしい。
いや、肝に銘じてほしい。
絶対に。
だからこそ、家庭内ルールが大事であり、そのルールは徹底的に守ってもらいたい。
もう、本当に切にそう思う。
まず、絶対に最上位に置きたいルールは
リビングからの持ち出しは禁止。自室であったりトイレ、風呂などの個室にも持っていくことは絶対に禁止。
これが貫けないのであれば、子供の成績や進路に一切の期待はしないこと。
これを守らない親は、可愛い子供の腕に自ら注射で覚醒剤を打ち込んでいるのと同意だと思っていいだろう。
読んでてドキッとするだろうが
これは現場で子供を日々指導している人間からの「絶対最重要メッセージ」として捉えて欲しいがためのドギツイ表現だと思ってもらいたい!
朝、スマホのアラームで起きるから、とか
いろいろ勉強で調べることに使うから、とか
音楽聴きながらだと勉強に集中してできるから、とか
友達から部活の大事な連絡が来るから、とか
子供はあの手この手でもっともらしい理由を言ってくる。
しかしそれは
「覚醒剤打ちたいよー」
という言葉に置き換えて欲しい。
絶対にダメ
本当にダメ
何がなんでもダメ!
ダメ!
ダメ!
子供を信用してる?
うちの子は大丈夫?
いやいや
信用に値する子であったとしても
大丈夫な子であったとしても
それを見事に崩壊させていくのが、「親の目の届かないところで使うスマホ」の怖さなんだよ。
そしてその次
アプリのダウンロードのパスワードは親だけが知ってる状態にしておくこと。
子供の誕生日とか、ダメよ?
子供は執念で見つけ出すから。
徹底的にランダムな、それでいて親が忘れないパスワードを。
さらにそれは念の為に定期的に変えること。
そして定期的に子供のスマホのホーム画面を写真に撮っておくこと。
「え?そのアプリは最初から入ってたよ?」
なんて真顔で言われて、「あれ?そうだった?」なんてことになったら、子供は「ふふ♫バーカ」と心の中で思うからね。
いや、だからさ
うちの子に限って…
という考えは捨ててね。
使い方失敗したら麻薬なんだから。
一旦中毒になったら、もう何もかもを捨てても手にしようと思うんだから。
大人なら、そういう危険性は分かるよね?
よね?
それから、スマホに関しては「子供の言葉」を信用しないこと。
「スマホ、危ないことに使ってないよね?」
「うん、大丈夫」
この「うん、大丈夫」は、大丈夫じゃない!
そう子供に聞いてる時点で「アウト」だと思ってほしい。
子供のスマホの中身は100%把握してる
これを物理的(画像やデータ)で把握してることが、子供にスマホを持たせる時の生命線ね。
よく、スマホが原因で子供が崩れていった親と話をすると、
「もう、子供のほうが詳しくて…」
って言うんだよね。
もう、そうなったら終わり。
本当に終わり。
だから、中身は100%把握。もちろん、画面のロックとか論外中の論外。
「えー!そんなのプライバシーの侵害じゃん!」
とか言ってくるよね
だから、最初に書いたよね?
「中毒になって廃人になる可能性のある麻薬を自由に使える状態で子供に渡す」
のと同意だからね。
プライバシーもクソもないから。
ちなみに我が家では、このルールを大学決定まで貫徹!
なし子にいたっては、未だに貫徹!
なし子は自分を律する力が赤ちゃんだから。
スマホに関しては大事すぎる話なので、後日また続編を書こうと思う。