先取りを強化してから、どの学年にも話をしている。
「なぜ先取りをしているのか」
理由はこれ以外にない。
今回の北辰、その数学と英語の県内平均点を見てほしい。
数学 17.0点
英語 22.9点
ちなみにこの平均点を叩き出してるのは、埼玉県でも上位15%以上に位置している子達である。
学校選択問題採用校を受ける予定の子達しか、今回の英数は受けてないから。
分かる?
つまり、この近辺であれば
浦和
大宮
市立浦和
川越
所沢北
和光国際
川越南
所沢
これらの高校を受験予定の子達しか受けていない。
それなのに、この平均点。
松江っ子達の平均点がどちらも40点台ってことを考えると、ほぼ同数の子達が0点取らないと成り立たない平均点ってことだよね。
つまり
何この問題、全く解けないんだけど…
って思う子がめちゃくちゃ多いってことね。
今、殆どの中3は塾に通っているだろう。
それなのにこの結果だ。
もはや断言できるよね…
学校準拠のレベルやスピードでは学校選択問題には歯が立たないってこと。
学校の定期テストはもちろん大事。
だからどうしても塾はそこに合わせた指導になる。
ほんの1・2ヶ月先取りをしながらね。
でもそれだと、入試に間に合わなすぎるんだ。
圧倒的に間に合わない。
そう考えると、塾としては仕組みそのものを変えていくしかないよねって話。