たまに生徒達に聞くことがある。
「今学校ではどのへんやってるの?」
と。
すると
「疑問詞に突入したところだけど『疑問詞』という言葉自体一度も聞かない」
なんて言葉が返ってくる。
「じゃあどうやって説明するの?」
と聞くと
「何?って聞く時はwhat使うんだよ」
という説明だけで、そこから生徒1人ずつに対して'whatを使った質問が行われるんだとさ。
それを聞いた別の中学の子が
「文法の説明はするけど、それは先生じゃなくて動画を見る」
のだとか笑
何それもう先生要らないじゃん笑
なんかさ、こうやって間接的にだけど中学の授業風景を耳にすると
現場の先生達の苦労というか、試行錯誤が見えて辛い。
学習指導要領とかでがんじがらめになってるんだろうから
そのやり方で英語嫌いの生徒達が爆増してるのが分かりながら
それでも、そのやり方をするしかないって流れなんだろう。
辛すぎる。
でも、上の方の頭の良い人達は現場の現実や学力低下の根本的原因は見て見ぬふりで
コロナがー
とか
スマホがー
とか言ってる。
もちろん、それは一要因であることは間違いないが
ゲームに夢中、なんてのはそれこそ昭和だってあったわけでね。
もっと根本的なところに目を向けないとダメなのよ。
あ、これはそんな中1の本日の3題。
松江っ子達の大好きな時間だ。