理想は理想なんだよ
英語で英語を学ぶ
我が子が英語で考えて英語を使いこなすこと
日本語を介さずに、ね
だから早期からいろんな教材を見せまくって、聞かせまくって。
でもさぁ
「よし!じゃあそろそろ○○見ようかっ」
「うん!」
って会話、日本語でしてさぁ
見終わったら
「面白かった?」
「うん!面白かった!!」
って笑顔で「日本語」話す我が子…
モロに母国語が日本語じゃんね。
見た直後に出てきたフレーズを口ずさんだって、それは何度も聞いた歌をアカペラで歌うのと同じ
英語で英語を考えてる訳じゃないのよ
だからみんな、早期英語ですっ転んでいくわけさ。
もちろん、家庭の中からテレビや両親の言葉も含めて日本語を排除していけば
英語で英語を考えるようになる可能性は高いよ
「明けましておめでとうございます。」
よりも先に
「Happy New YEAR!!」
って言う子になるよ。
…
……
まあ、それは家庭の考え方だからなにも言うまい。
「ちゃんとサンタさんくるかなぁ」
「良い子にしてちゃんと速く寝たらきてくれるよ」
「プレゼント、楽しみ!」
「そうね、だから早く寝ようね」
「うん!」
昨日そんな会話を「日本語」でしたのなら
あなたの子供の第一言語、母国語は日本語
だから思考も日本語。
英語とは思考の順番が真逆の
世界一レベルで習得難易度の高い日本語ネイティブだ。
だったら、まずやるべきは英語じゃない。
このまま駆け上がっても本人が辛いだけ。
右利きの子に、1日の98%は右手を使わせてるのに
残りの2%の時間、左手だけを使うことを強制するようなもんだ。
そりゃ多少はこなれてくる日も来るのかもしれないが…
だったらまず右手で熟練の域にまで達した方が良くないか?
言葉は思考だ。
思考は言葉としか結びつかない。
人は考えるという作業を言葉抜きにはできないんだよ。
あなたは我が子に
英語を話す子になって欲しいのか
思考する子になって欲しいのか
そこを間違えると、何もかもが中途半端で、
ただただ「英語嫌い」という記憶だけ獲得して子供は成長していくことになると思うよ
まず日本語
徹底的に日本語を増やす
使える言葉を増やす
それはそっくりそのままあなたの子供の「思考の世界」を広げることになる。
第一言語が思考と結びつくんだから。
そして、たっぷりの思考力を身につけたら
そうだね
小5くらいになったら
「そもそもなぜ日本語と英語はここまで何もかもが違うんだと思う?」
なんて、日本語で理由理屈を一緒に考えて
「なるほどね、そう考えると納得だわ」
ってなれば
中学英語なんて10ヶ月で終わる。
あとはそこに単純暗記のあの方法で単語を増やしまくればいいだけ。
それが
納豆英文法。