子供を産み、育ててきた
つまり
命を育んだのである。
親は、親になれる資格や能力があったから親になったのではない。
親として必要な知識のテストがあったわけでもない。
それなのに親になり、「え?だって親でしょ?」と言われてしまう。
親は常に手探りで子育てに勤しむ。
育児本なんかはたくさんあるが、それらは全て「成功例」であり、うちの子のことは書いてない。
ネットも同じ。
そんな「薄い情報」しかない状態で、何を柱に頑張っていけばいいのか
何を心の支えにしていけばいいのか。
その答えが、最初に書いた内容だ。
「君の命を作ったのは私だ。だから君は私の命だ。その命を支えるのが私の役目だ。命の存える可能性が高いことは必要だと判断し、命が短くなる可能性が高いことは不要だと判断する。なぜ勉強しろと言うのか。それは勉強して知識を身につけた方が世の中で生き抜くことができる可能性が上がるからだ。あなたの人生の可能性の判断は、その命の源泉である私に決めさせてもらう。あなたの命は私が作って、私が育て、存えさせているのだから。」
それが親の正論だ。
この「親の正論」は決して揺るがない。
なぜならそれは、全親が他人からの受け売りでなく、自分自身の中から言語化できることだからだ。
反抗期?
そんなもの、親の正論の前では無力。
親達、頑張って欲しい。
踏ん張ってほしい。