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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「教える」「伝える」という行為の帰着点

 

真島家では「挨拶」「お礼」「返事」に厳しい。

 

ちょっと扱いにくい中学生の時だって、

 

お礼を言わなかったら親が二人で吠えた。

 

「お前、お礼言えなくなったら人として終わりだな。家族の一員じゃねえぞ?」

 

と吠えまくった。

 

すると子供たちは言う。

 

「いや、言ったし」

 

するとさらに吠えた。

 

「言葉は人の目と耳に届いて初めて成り立つんじゃぼけこら!」

 

と。

 

これは二十歳を超えた今も同じ。

 

 

 

 

これって、授業でも同じだと思っている。

 

人に「教える」という行為

 

人に「伝える」という行為

 

 

これらは相手の目と耳から脳みそや心に届いて初めて完結するんだ。

 

 

「この前教えたよね」

 

「前に伝えたでしょ?」

 

 

という言葉を言わなくてはならない状況は

 

それは教えた側、伝えた側の負けだ。

 

 

もちろん、その時に目は大事。

 

しっかりと生徒の目を拾い、言葉を目に届ける。

 

それができて初めて言葉を選ぶ。

 

そうやって「教える」と「伝える」は初めて成り立つんだ。

 

 

 

 

こう書いていてふと思い出したことがある。

 

僕は高校生になってから数学で撃沈した。

 

と言うか最初の最初からダメだった。

 

中学では特に苦手でもなかったのに。

 

 

思い起こせば高校の数学の先生、自分でも「生徒の目を見るのが苦手」と公言し、

 

ずっと天井を見て授業をするスタイルの先生だったんだよね笑

 

僕は幼少期から「目で聞く」ということをし続けて慣れていたせいで

 

その目線にものすごく違和感を感じ、今でもはっきりと映像で残ってるくらいなんだ。

 

もちろん、その後自分でどうにかすればよかったんだけどね笑

 

 

 

目を見て聞かない子を見ると、その時の映像が必ず頭に浮かぶ。

 

だから必ず目を拾いにいく。