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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

なぜ君は伸びないのか

 

昨日、何度目かの現在完了進行形の復習をした中2に

 

大学受験まで使える「伸びる勉強マインド」の話をした。

 

これ

 

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勉強というのは、どんな単元、どんな問題であれ

 

基礎問題という土台の上に練習問題があり、その上に発展問題が乗っている。

 

基礎をA

練習をB

発展をC

 

とする。

 

上に行きたい子達は、主に「C」との格闘が勉強だと考えている。

 

たから必死にCを解き、解説を読んで理解しようと頑張る。

 

しかし、どうしても乗り越えられないことも多い。

 

学年が上がれば上がるほど

 

上位になればなるほどその傾向は強くなる。

 

どうして乗り越えられないのか

 

どうして心が折れるのか

 

それは

 

実にシンプルで簡単な理由にいきつく。

 

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難しい問題はなぜ難しいのか。

 

それは

 

「知識の組み合わせ」が必要だからである。

 

Aという基礎知識が2つあると、その上にBが1つ乗る。

 

そしてまた別のAが揃うと、その上にまたBが一つのる。

 

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そして、Bが二つ揃うとそこにようやくCが一つ乗る。

 

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これが「解ける」「分かる」「できる」に必要なメカニズムだ。

 

しかし、

 

もしその中の「A」が不完全だったとしたら?

 

忘れてしまったとしたら?

 

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ラッキーパンチで絶妙なバランスを保ち、なんとかCを解くこともできるかもしれない。

 

しかし、殆どの場合崩れてしまうだろう。

 

結局は土台なのだ。

 

幼少期から公文だZ会だと、難易度を上げたり先取りしたりすることに躍起になる親は多い。

 

そういう子達を何人も見てきた。

 

しかし

 

その多くがどこかで伸び悩む。

 

そりゃそうだ。

 

崩れる前にパパっとA、Bを組み上げ、その上に乗った一瞬のCを解く。

 

うちの子凄い!

 

うちの子あの高校に行けるかも!

 

そんな喜びと期待。

 

しかし、

 

実際には土台はスカスカ。

 

そりゃそーだよね?

 

だって土台だよ?

 

一番時間かかるに決まってるじゃんね。

 

強くしようとすればするほど。

 

さらに怖いのは、一度でも「C」に到達してしまった子は、

 

もはや自分は「できる」と思ってしまい、AやBを舐めるんだ。

 

プロのアドバイス通りにバットを振り、その掛け声に合わせてフルスイングしたらたまたまホームラン打てちゃった小学生

 

「俺はホームランバッターだ!」

 

と勘違いするようなものだよね。

 

そんなわけないじゃんね。

 

そういう話

 

松江塾では「雑談」と呼んでいる。

 

そして、僕の授業は半分以上雑談である。