我が天使な奥様は、元美容師である。
そもそも彼女が美容の専門学生だった頃に出会い、そして結婚したからね。
そんな天使
最初は板橋にある縮毛矯正専門の美容院に就職をした。
その頃はよく縮毛矯正の詳しい話を聞いたよね。
髪の毛にコンプレックスを持った人たちが、本当に明るい表情になって帰っていくことに
お客さん以上にキラキラした顔をして話してくれて。
そしてその後は池袋にあるギャル系のカラーリング専門店に移動。
そこではマスクが必須!っていうくらい薬剤の匂いがキツいって話をよく聞いた。
色を抜きすぎると若くても髪の毛がブチブチ切れるって話をよく聞いたなー。
最後は結婚費用を貯めるために、かなり給料の高いお店に。
門前仲町にある、マダム専門店みたいなところだったと記憶している。
そこでは自分の子供がとか、孫が、とか
そういう話をする層のお客さんが多かったって。
何が言いたいかって?
いや、題名にも書いた通り「特化」って大事よねって話。
同じ美容院でも、対象とするお客さんの層は全然違うってことよ。
孫の話をしながらマダムっぽい髪型にするお店に
派手な色にカラーリングしたいギャルが行ってもねぇ
そしてそんなカラーリングを専門にやるお店に、縮毛矯正したい人が行ってもねぇ
塾も同じ。
松江塾は、ゴンゴン自分で頑張って高校でトップ取りたいって子達を対象としてるからね、
あれもこれも、手取り足取りでやってもらいたい子は対象外なんだ。
右手を持ってもらって、鉛筆握らせてもらって
「この問題はこの公式に数字を当てはめてごらん。ほらこの数字はここに。ううん、そうじゃない。こっちの数字。そうそう、それでいい。ほら計算してごらん。そう!できたね!それで正解!できるようになったね!」
そうやってサポートしてもらいたい人は
松江塾に来ちゃだめだ。
塾は本来、かなり対象を絞るべき専門店だ。
そこがぼやけちゃいけないと思うんだ。