例えば昨日の小1
お題に「秋晴れ」を入れた。
小1にとって、「秋晴れ」という語彙が必要かどうか
多分、自分からは使うチャンスなんてない。
しかし
僕がお題について考えを巡らすとき、ポイントにしてるのが
「その言葉を耳にした時に脳みそが反応できるか」
ってことなんだ。
例えばテレビで天気予報のコーナーがやってて
キャスターや気象予報士の人が
「うわー、綺麗な秋晴れですね!」
と言った時、松江塾の小1は
「ん?秋晴れ?」
と反応し、テレビを見るだろう。
そしてそこに映し出されている秋晴れの光景。
その時、言葉と映像が重なる。
「あ、これが秋晴れってやつなのか」
と、脳みそを何かしらの思考が通過する。
こうやって、一度三語短文のお題として扱ったワードは
どこかで耳にした時に「ん?」と反応できる。
この「語彙のアンテナ」が多ければ多いほど
子供の脳みそは毎日の中のいろんなタイミングで「ん?」となる。
その「ん?」の先には必ず視覚情報があり、思考もある。
さらには「想像」まである。
こうやって賢い子はできていくのだ。