言葉の意味が分からない時、人は辞書を使う。
そこにあるのは
端的で分かりやすい意味。
なるほど、と思う。
しかし
その「なるほど」の正体を考えたことがあるだろうか。
おそらく「品こる」という動詞のように、全く読めもしないし、見たこともないようなものに関しては
辞書は「へー!」という効能がある。
あ、「品こる」なんて動詞はないよ?笑
でも、なんとなーく聞いたことがあるような言葉の場合、
その言葉を説明する多くの言葉の中を彷徨って気持ちが悪くて、だから辞書をひいて
スパッと端的に書かれた意味を見た瞬間に
「おお、確かにそういうことだ!」
とスッキリ納得するってのが効能なんじゃない?
と思うんだ。
さて
ここまで書いてきて気づいたかな。
国語の読解に必要なのは
端的かつ短い意味
多くの言葉で埋め尽くして説明し切れる意味
どっちだと思う?
あのね
後者
なのよ。
ある言葉を説明するために、多くの言葉を必要とするっていうことは
逆にその言葉からイメージできる言葉をたくさん知ってるってことよね?
だからね、子供に言葉の意味を聞かれたら
なるべくたくさんの言い換えや短文を出しまくってあげてね。
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