ふとした思いつきから始めた
三語短文
やり方は実にシンプル
適当に
ほんと適当に選んだ三つの言葉全てを使って２５文字以内で文を作る、というもの。
これ家庭内でゲーム化することが超簡単だし面白い。
短い文だと面白みに欠けるから
２０文字以上
なんていう縛りを作ってもいいかもね。
２１文字→１点
２２文字→２点
２３文字→３点
２４文字→４点
２５文字→５点
とか得点化したり。
で、日常生活の中で「あ、この言葉うちの子知らないかも」と思ったら、それをすぐに旦那さんにLINE！
メモより夫婦でLINE！
これで夫婦間のコミュニケーションも増えるし。
「いや、流石に知ってんじゃない？」
「絶対に知らないって笑」
「むしろ○○とかは？」
みたいな感じでね。
で、そうやってストックした言葉は無駄紙を捨てずに貯めといて、
大きさ揃えて切って、そこに書いていく
一枚に一単語
それをティッシュの空き箱に入れ、テーブルの真ん中にセット。
そして夕飯の時とかに３枚適当に摘んで箱の上に並べる。
もうさ
会話弾みまくるし、笑いまくるよね。
適当に出した紙に
躊躇
遠出
もがく
とか書いてあったりしたら、もう「どうやってウケる文を作るか」しか考えられないからね笑
でも、その前に「なんて読むの？」「どういう意味？」「どんな時にどう使うの？」って会話も必ずあるよね。
その時間の大切さと効果
今読みながらゾクゾクしてこない？
動詞や形容詞とかは活用させてもOK。
つまり
「寝そべる」
という動詞は「寝そべった」にしてもOK。
「ひもじい」
という形容詞も「ひもじくない」みたいにね。
全部知らない言葉だとゲーム性も減っちゃうから
明らかに知ってる言葉も織り交ぜて。
そしてその箱の「言葉ストック」は毎日増えていく。
いつか必ず「あれ？この組み合わせ２回目だ！！」
なんていう奇跡もあるよね。
７月３日からは小学部でも「毎日音読」にプラスして「毎日三語短文」も始める。
１日三語
３日で九語
１ヶ月で３０語
一年で１０００語
６年間で６０００語
しかも、三語短文で。
この三語短文の奥深さ、理解できる？
例えばさっきの「躊躇」「遠出」「もがく」だとしよう。
それぞれを使った短文なら簡単。
二語でも面白くない。
例えば「雨だから遠出を躊躇する」なんて、すぐに作れて終わり。
でもそこに「三語」目が入る。
すると
思考のイメージとして、平面だったものが立体になる感覚にならない？
もしくは、直線が三角形になるみたいな感じ。
遠出を躊躇する
と
もがく
は、かなり特徴の強い状況を作り出さないといけないよね？
んー
むずいな笑
もがくっていうのは
１ もだえ苦しんで手足をやたらに動かす。あがく。「相手の腕から逃れようと―・く」
２ 事態をなんとかしようとあせる。いらだつ。「怠惰な生活を改めようと―・く」
辞書にはこう書いてある。
物理的にジタバタ手足を動かすって意味と、心理的な動きと、どちらもあるんだね。
多分心理的な焦りの方がこの三語だと使いやすい。
遠出を躊躇する親を説得したくてもがく兄弟がいる。24文字
とかどう？
でも、ここで「ウケ狙い」の欲が出てくる笑
だから
物理的ジタバタを使ってみる。
遠出したくてジタバタもがく父親の扱いに躊躇する母。２５文字
おお、完璧だ！
家族でゲーム化するときは、こんな感じでお母さんは必ずお父さんをdisる感じにしたりすると
めちゃくちゃ面白い。
いやー
奥が深いな楽しいな
三語短文！
