今年の大学合格者数をまとめていて、なんだか気になったのが「所沢北」の躍進だ。
松江塾から進学した現高1から高3の北辰偏差値は
「62.58」
しかし、いろんなところで目にする所沢北の偏差値は
理数科69
普通科68
というのが多い。
理数科は川高に並び、
普通科は川女に並んでいる。
本当か?
そこまで急激に上がってきてるのか?
たしかに今年、所沢北の理数科に進学した子は川高でも100%合格しただろう。内申や当日点から見ても間違いない。
川高や川女には届かないから所沢北、という選択ではなくなってきているのだろうか。
ということで、大学合格実績で比較してみる。
ちなみに、今年の所北は初めて理数科の卒業生を出した年だ。
卒業生の人数も浪人率もほぼ同じ。
川女 所北
東大 2 0
京大 0 0
一橋 0 0
東工 2 2
北大 2 3
東北 0 1
筑波 2 1
埼玉 18 0
千葉 4 1
お茶 9 0
東外 6 3
農工 3 5
首都 1 6
横国 1 0
早稲田 38 24
慶應 8 4
上智 13 10
理科大 22 17
明治 53 44
青山 6 12
立教 73 41
中央 30 26
法政 46 66
学習院 21 17
どうだろうか。
たしかにこうやって並べてみると、同じ高校の2年間の実績のように見えなくもない。
川女の埼玉大だけが圧倒的に突出しているものの、そのほかの大学は大きな差はない。
かつて、大宮高校が理数科を作ってから10年で偏差値を10上げたように、所北も同じような路を辿るのか。
新所沢や航空公園にできたら一気に行くとは思うが、それはなかなか現実的じゃないからなー。
いずれにしても、現高3は学校選択問題が導入された年の子達だし
高2、高1と所北の偏差値が上がってきてからの入学生だから
ここ数年は川女と所北の大学合格者数の動向は注目していきたい。