今日は奥様と一緒にウエスタ川越に行ってきた。
モスバーガーでランチ。
気温もちょうどいいので、外に置かれたテラス席で食事や会話を楽しんでいると
孫を連れた老夫婦が来た。
どうやらその孫はエスカレーターが大好きらしく、
おじいちゃんとおばあちゃんが交代交代で孫の手を引いてエスカレーターを上がったら降りたりを繰り返している。
外に設置されてるエスカレーターだから、下から上まで、上りも下りも全部僕らから丸見え。
僕らもいつしかその光景に視線を向けていた。
「あー、エンドレスのやつだね」
「だね。おじいちゃん、大変そー」
そう思って終わることのない無限地獄を見つめていた。
すると、おじいちゃんもおばあちゃんも体力の限界に近づいてきたのか
下りきったところで孫をベビーカーに誘い始めた。
でも、孫はまだまだ無限地獄を続けたい。
孫はここで必殺の「いやいや」を発動!
辺り周辺に響きまくる
それはそれは凄まじいほどの阿鼻叫喚。
おじいちゃんたちは孫の必殺攻撃にはなすすべもなく無表情のまま、孫の手を引いてエスカレーターを上がっては下り、下りては上がるを繰り返す。
ああ
孫の言う名の時限爆弾。
でもね
ここで書きたいのはそんなシュールな昼下がりの光景じゃない。
あの孫、もう完全に祖父母を舐めている。
「いやいや」を発動すれば、完全に自分の意思が通ると理解し、あれだけの反復の中で定着練習まで繰り返しているのだ。
まさに、学力を上げるために必要な「理解と定着」を
祖父母を意のままにコントロールするということでマスターしているのだ。
その後、どこかに用事で離れていたママも合流。
ママの言うことは素直に聞く子供。
これって、子育ての盲点じゃない?
親はしっかり子供を育ててると思っていても
たまに面倒を見てくれるおじいちゃんやおばあちゃんが
間違った「反復練習」をしてるとしたら…
こわっ