人は言葉で思考する。
もっと言えば、「母語で」思考する。
つまり当然ながら母語が弱ければ思考する力が弱くなる。
当たり前すぎる話だ。
日本で生まれた99.9999%の子達は
「I wonder…」
とは思考しない。
「…なのかなぁ…」
という思考しかしないのだ。
では母語の強さとは何か。
語彙である。
具体物
抽象物
総称
オノマトペ
感情語
ありとあらゆる物事に対して肉感を持った母語が蓄えられているか否か
これが子供の根本的な賢さを決めると
まさに子供達が成長していく「現場最前線」にいて痛感する。
母語が潤沢な子は、水一滴を垂らすとダイソンのように吸収していく。
脳内に母語の思考ネットワークが網の目のように張り巡らされているのがよく分かる。
そして、その逆も然り。
母語の収納ボックスそのものの数が少ないのが見て分かるのだ。
おそらくこの「母語の収納ボックス」は相当幼い時に作られるのではないか。
そんな時期に、どこまでいっても思考言語とはならない英語を学ぶ意味が分からない。