普段、そんなことを考えることもなく過ごしている。
なぜ頑張るのか
野望のためか?
家族のためか?
それとも
誰かのためか?
自分自身のためか?
自分の年齢によっても大分変化してきたように思う。
ただ、思う。
年齢が上がり、いろんな経験を積めば積むほど、
頑張るという気持ちが向かう先が自分から離れていくと。
20代の時は、もう自分のことしか考えていなかったように思う。
いかに自分が満たされるか
それだけだった。
しかし愛する人ができ、共に暮らしていくうちに
自分以外の存在のために、と
初めて思えた。
家族が増え、その気持ちはますます強くなった。
そこから人生のスピードが格段に上がった。
子供の成長は本当に速いから。
気がつけば子供はもう一人の大人として、これまたかつての僕のように自分のことだけを考えて生きるようになった。
僕が考えて頑張ってやる必要すらないことは見ていて分かる。
今、僕の意識の対象は生徒達に向いている。
もちろんこれまでだってそうだったが
なんだろう
本当に我が子のようにその成長が愛おしい。
塾の先生として生きてきて
この感覚は極めて新鮮だ。
学力云々、というこれまでのプロとしてのスタンスに
何やら生暖かいものが入り込んできている子が分かるのだ。
なんだろう…