速すぎて聞き取れない?
いやいや、慣れだよ。
慣れ。
慣れるまで聞けばいいだけの話だ。
昔、まだおばあちゃんが生きていた頃の話だ。
僕の母親のおばあちゃんは本当に早口で、最初は何言ってるか全く分からなかった。
商売をやっている家庭だったからか、子供にも普段通りの容赦ない早口だったのを覚えている。
僕が困っていても、母親は「もっとゆっくり喋ってあげて」なんて言わなかった。
僕はただひたすら困ったが、不思議となんとなく聞き取れるようになった。
おばあちゃんは音声だけを発しているわけじゃない。
その場にある何かについて話しているわけで、そういうことにまでアンテナを伸ばしてみた。
おばあちゃんに答える母親の言葉も大いにヒントになった。
こうやって僕は人の話を聞く力を身につけたのかもしれないね。
もしあそこで母親が「子供が聞き取れないからもっとゆっくり話してくれない?」なんて言ってたら、きとおばあちゃんは面倒くさくなってその場を立ち去っただろう。
そして僕は人の話を聞き取るという力の成長が遅まっただろう。
英語のリスニング
5回聞いたか?
10回聞いたのか?
30回は?
50回?
何度も聞いてりゃ耳は慣れる。
それを「速すぎて聞き取れなーい」という我が子の言葉を受け入れてはいないか?
「何回でも聞けるんだから繰り返せば?」
の一言で、子供は大いに成長したのだ。