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【酷語を国語に】頭の中に数秒間保っておける文字情報の量が理解の差に影響するのか

 

国道を家に向かって車を走らせる松下の目の前を、黒くて大きな物体が横切った。咄嗟にハンドルを切った瞬間、その黒い物体はおもむろにその体を立たせた。熊だ。松下は熊など見たことはなかったが、すぐに熊だと分かった。大きく広げた両腕、剥き出しになった歯。そして首元に白い一筋の模様・・・。松下の操る車は間一髪、ギリギリのところでクマを避けた。そして松下はこちらを睨みつけるクマを視界の左側で感じながらも踏み込めるだけ思い切ってアクセルを踏み込んだ。

 

読み終わった時、現実には数秒もないような短時間で起きたこの光景を

 

どこまで頭の中に映像として保持できるか。

 

その秒数はいかほどか。

 

文字で描き込まれたその情報を、いかに頭の中に文字できるか。

 

この時間の長短でも、国語力の差は分かるように思う。