僕が100メートルを10秒で走れなくても、実は1ミリも困ってないのと同じように。
え、でも日常的に走る場面はあるでしょ?青信号が点滅してる時に、遅いと間に合わないのでは?
ほう
確かにそんな時もある…
いや、ないのよ。
たとえそんな場面でもさ
本当に全力ダッシュしてる人見たことある?
電車に乗り遅れる!ヤバい!
って全力ダッシュしてる人、いると思うんだけ
どさ
そもそも、そんな状況にしてしまった自分どうなのよ?
って話になるじゃんね。
語彙力のない子達も、実はそれと同じで
困ってないのよ。
自分が知らないような言葉で満たされそうな場には行かないし
そもそも興味もない。
興味って脳内思考の話だと思うんだけど
そもそも脳内思考って語彙の集まりや流れのことだから
語彙力が弱ければ興味も持たないのよ。
「無い世界」の話なんて、そもそも「無い」わけでね。
最初から。
となると、親はどうしたら良い?って話になるわけなんだけどもね
そういう環境に連れていけば良い
これよね。
んで、ここで問題になるのが親の語彙力。
だってほら、親の語彙力がなければ
親自身が想像したり興味持ったり危機感持ったりしないでしょ?
そしたら、ねぇ…
学力って、遺伝云々の話にもなるけど
僕はそれ以外の要素の方がよほどに大きいと思うわけよ。