ゴミ出しを終え、快適な二度寝タイムをゲット。
しかし
10時半ころ、妙な音で目が覚めた。
「ピピピ」
と鳴る電子音だ。
結構大きいし、これまで聞いたことがない音。
そこから約30分間、その謎の音の正体との戦いが行われていた。
この家の中に何かいる…
何か秘密めいたミッションかのように
僕は家の中をヒタヒタと探し回った。
ピピピ
まず考えられるのはキッチン。
冷蔵庫が半開きに?
いや、でも流石にそれは前にも聞いたことがあるし
こんなに大きな音ではないはず。
ピピピ
浴室か?
でも、操作パネルには何のエラーメッセージも出ていない…
洗濯機
今は動いていない。
は!玄関か?
いや特にそんな音が鳴るようなセンサーもない。
ピピピ
どこだ?
まず音の出所が分からないと対処の一歩目が出ないではないか…
まさか、2階か?ブレーカーのところか?
僕は階段を上がった。
そして…
見つけたんだ。

この家に住み始めて6年目
初めて見るこの謎の物体を。
しばらく見つめていると
ついに僕の目の前でこいつが
ピピピ
と鳴ったではないか!
犯人を見つけた!
でも…
君は誰?何のためにそこに?
と、上を見上げるおじさんが1人。
でもとりあえず写真を撮り、chat GPTに聞いてみたんだ。
すると…
秒で…

なんと…
大切な火災報知器だった笑
大事よ、これ。
そこから指示通り確かめると、電池切れではなく本体の故障だから
メーカーに問い合わせて新品と交換してくれ、と。
ほほう。
AIって凄いよね
それに比べて人間って…
と、これからやってくるAI時代の一端に触れた
そんな午前中であった。