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【英語苦手の根本原因】数学だって国語だって社会だって理科だってそうなのに英語だけ違う

 

数字を学び、四則計算へとシフトしていく。

 

この順番は「当然」である。

 

数字を学びながら四則計算を同時に学ぶか?

 

そんなことをしたら、一瞬で算数嫌いな子が増えるのは当たり前なのである。

 

他の科目だってそうだ。

 

ひらがなや平易や漢字を学ぶときに、同時に読解問題を解くか?

 

解かないんだよ。

 

でも英語はどうだろうか。

 

英文と単語

 

これ、同時に出てきてしまう。

 

英文の中で単語を学ぼう!

 

的な今の指導の風潮って、上に書いた算数や国語で考えてみればどう考えても問題ありだよね。

 

英語の教科書が変わった。

 

日常的によく使うフレーズを多用し、その中に初登場の英単語がバンバン出てくる。

 

だからそれを見た生徒たちは、

 

同時に二つの新しいことを吸収しないといけなくなる。

 

これなんだよね。

 

でもさ

 

例えばこんな高校英語の文を見てほしいんだ。

 

 

The researcher who asserted he didn’t comprehend why his associate was distressed suddenly erupted into laughter.

 

入れ子構造が何段階にもなってる、高校英語ではよく見る文だ。

 

英単語も、日常的に仕事ととかで英語に触れている人なら大して難しくないだろうが

 

普段は日本語オンリーで生きている人たちなら、もう結構忘れてるよね?

 

ていうか、かなり忘れてるよね?

 

こうやって、文構造を把握し、理解しないといけないって時に、

 

「この単語の意味、何だっけ?」

 

という脇道が出てきてしまうと、迷うわけよ。

 

でもさ、全く文構造を変えずに単語だけを平易なものに変えると、どう?

 

 

The boy who said he didn’t know why his sister was crying suddenly began to laugh.

 

 

若干の「ん?どうなってるんだ・・・?」

 

という疑問はあれど、文構造のみに絞って「思考」できるよね?

 

 

 

英語は単語が命。

 

これは間違いないよ。

 

 

でも、その前に「スッキリ」という理解に辿り着かないと、

 

いつまでたっても「英語は暗記ゲーム」という樹海から抜け出せないんだ。