難関大学進学専門小中高一貫!爆裂松江塾! in 川越

全国から1500人が通う松江塾!代表真島による何でもブログ!

【高校入試英語】読めるのに点が取れない子達へ

次の英文を読んでみてほしい。

 

In the future, our environment will face many serious problems, such as pollution, climate change, and the loss of biodiversity. But even junior high school students can take action to help.

 


First, we can reduce the use of plastic by bringing our own bags and bottles. Plastic waste often ends up in the ocean, which hurts many endangered animals. By using eco-friendly products, we can protect their habitat.

 


Second, we should save electricity. When we turn off lights and use less air conditioning, we use less energy, and that helps reduce carbon emissions. If more people become aware of this, we can make a big difference.

 


Third, we can join community activities. For example, we can join a local clean-up event, or volunteer to plant trees. These actions not only help the earth but also improve our spirit and make us feel more responsible.

 


Also, we must study and learn about global issues. By reading articles, watching documentaries, or joining discussions, we can learn how to take better action in the future. Knowledge is a very important resource.

 


Some people may think one person can’t do much. But if each of us makes a small effort, the result will be amazing. Just like a small seed grows into a big tree, our small actions can grow into a huge movement.

 


We should never ignore these problems. We need to face them with hope and courage. If we work together, we can build a more sustainable, peaceful, and happy world for the next generation.

 


So, let’s start today. The future is not just something we wait for — it’s something we create.

 

 

 

マジ魔単語を散りばめた比較的平易な私立高校入試レベルという感じだろうか。

 

そしてこれの和訳はこちら。

 

 

将来、私たちの環境は汚染や気候変動、生物多様性の喪失など、多くの深刻な問題に直面します。しかし、中学生でもできる行動があります。

 


まず、マイバッグやボトルを持ち歩くことで、プラスチックの使用を減らすことができます。プラスチックごみはよく海に流れ着き、多くの絶滅危惧種の動物に害を与えます。環境にやさしい製品を使うことで、彼らの生息地を守ることができます。

 


次に、電気を節約しましょう。ライトを消したり、冷房の使用を控えたりすると、エネルギーの消費が減り、二酸化炭素の排出も減ります。もっと多くの人がこれに気づけば、大きな違いを生むことができます。

 


また、地域の活動に参加することも大切です。たとえば、地域の清掃活動に参加したり、木を植えるボランティアをすることもできます。こうした行動は、地球にとってだけでなく、自分たちの心にも良い影響を与え、より責任感を持つことができます。

 


さらに、世界的な問題について学ぶことも必要です。記事を読んだり、ドキュメンタリーを見たり、議論に参加したりすることで、未来に向けたより良い行動がとれるようになります。知識はとても重要な資源なのです。

 


「一人では何も変えられない」と思う人もいます。しかし、一人一人の小さな努力が集まれば、すばらしい結果になります。小さな種が大きな木に育つように、私たちの小さな行動もやがて大きな運動へと成長します。

 


こうした問題を無視してはいけません。希望と勇気を持って向き合いましょう。もし協力できれば、次の世代のために、もっと持続可能で平和で幸せな世界を作ることができます。

 


だから、今日から始めましょう。未来はただ待つものではなく、自分たちで作るものなのです。

 

 

 

 

 

 

さて、この英文と日本文をスクロールして見ながら考えてみたいんだ。

 

 

英文は訳せる。

 

はっきりクッキリ訳せる人もいるだろうし、

 

微妙な箇所はあるが、クッキリ!に近い人もいる。

 

さらには、何となく大きく何言ってるかは分かるって人もいるだろう。

 

 

そして設問パートに移る。

 

そこに書いてあるのは多くの場合日本語だろう。

 

 

 

…下線部①に「……」とありますが、それを食い止めるために必要なことは何だと筆者は述べていますか。日本語で書きなさい。

 

 

のように。

 

そしてそれを確認して、本文に戻る。

 

 

 

この時、何が目と頭の中に起きるか。

 

 

英語の点が大体いつも良い子達は、この時「英語」とは全く関係のない能力を使う。

 

それは

 

「それはあのあたりに書いてあったな」

 

という、記憶力だ。

 

訳しながら大体内容を記憶し、論の展開の順番つまり序論、疑問提示、本論、具体例、結論のようなブロックごとの内容を

 

英文のあのあたりだった

 

 

と記憶しているんだ。

 

そしてそのあたりの英文ゾーンに目を向け、ある程度当たりをつけてまた和訳する。

 

 

訳せるのに答えを間違う子は、この能力において負けてるんだ。

 

 

上の文章

 

スクロールして見に戻ってほしい。

 

 

英文パートと日本文パート

 

当たり前だが見た瞬間に目に飛び込んでくる視覚情報で、おおよそ何が書いてあるか分かるという点において

 

全く違うでしょう?

 

 

当たり前だ。

 

 

 

これなのよ。

 

 

 

訳せるのに点が取れない子が直面してることって。

 

 

今日の中3はその辺り、確認して攻略できる足掛かりを作っていこうと思う。