これまた多くの高校生や保護者が陥ってしまう勘違いの話。
高校の授業、カリキュラム、教材、課題、テスト
当たり前に目の前にある日常は、一体その高校のどのあたりの層の子達向けに作られ、動かされているものなのか。
これはもう横幕先生と多くやり取りをしていく中で確信に辿り着いてるから
断言するよ。
その高校の仕組みやらなんやらは、その高校の上位2割以内の子達向けに作られている、と。
その高校がその高校として「見合う進学実績」を出さなければならない圧の中にいるとしたら、
その実績を出せる子達は上位3割だ。
これはもう何回も実際の名門進学校の実績データを使って検証した記事を書いてるから参照してもらいたい。
つまり、上位2割の子達は特に何もケアしなくてもその仕組みを受け入れ、吸収できる。
そしてさらに1割の子達は、なんとかその環境をプラスの後押しにして受け入れ、吸収できる。
必死だろうけどね。
残りの7割は・・・
やはりオーバースペックだと言わざるを得ない。
スポーツの練習でオーバースペックだと何が起きるか。
怪我をする
のである。
怪我をし、治療をしている期間、他のメンバーは練習を続ける。
筋力は落ち、感覚も鈍る。
そうやって「無事これ名馬」なんて言葉が生まれるんだ。
そもそも中学でその科目の基礎や土台が緩いまま高校生になる。
これはもう、ほとんどの子がそうだと言える。
そこに高校の学習内容が・・・・
のるわけない。
のである。
今年から始まった松江塾高校部
僕から見ていても、かなり基礎に強く振れた内容になっている。
講師亜朗がみんなを最低でもMARCH合格まで引っ張っていかないといけないわけで
そこで授業や課題、テストをしていく中で判断したコンテンツに動いていってるのがよくわかる。
オーバースペック
これだけは、あってはならない。
そして
生徒の発言や判断での「これはもう大丈夫」は大丈夫ではない。
これまた塾業界あるあるなのだ。