昨日の小1授業
いつもよりもエルの物語の難易度が高かった。
かなりしっかりと読まないといけないし、データの収集も完璧でなければならない。
そしてそこから計算の力。
もちろん小1だから、ただの足し算と引き算だ。
絵だけでも答えは出せる。
みんないろんな解き方で試行錯誤してくれていたみたいだね。
正解なら「正解!」と言う。
すると画面の向こうでガッツポーズをし、
「もう一回!」
と言うと、スッともう一度問題に戻っていく。
小1だよ?
今年の小1は本当にすごい子が多いんだ。
誰だって、頑張って出した答えが間違いだと言われたら
スーっ
と息を吸い込み、天を仰ぎたくなるだろう。
大人だってそうだ。
めっちゃ頑張って作った夕飯をどこぞのおっさんがチラッと見て
「んー!作り直し!もう一回!」
って言われたら、ブチギレるだろうよ笑
それでもその場の目的が、そのおっさんからの「合格!」をもらうことであれば
それは心をリセットして、もう一度やれるはずなんだ。
でも、この「自分の心をリセットする」って
なかなかできんよね?
実社会では絶対に必要なこの力
生徒達を見ていると、ちゃんとできる子とそうでない子
やっぱりその差は「学力の差」として出てくるんだよな。
自分を御することができる子
何も、嫌なことを耐え忍ぶことが最高だ!
と言ってるわけじゃない。
今、ちゃんと座って
今、ちゃんとやるべきことをやって
今、ちゃんと今を理解する
それでいいんだ。
それってつまり、内面を成熟させるってことだと思う。
見ていて、本当に顕著に出るからね。