僕は子育てにおいて「ザ!父親体質」であった。
知らんがな
やりなくなければやるな
好きにしろ
聞かなかったお前が悪い
という姿勢を貫き、「ザ!母親体質」の天使な奥様とぶつかったものだ。
我が天使な奥様は肝の座った人で、こういう争いの時に絶対に折れないし、負けない。
絶対に、だ。
元々僕よりもはるかに言語化モンスターなので、出会ってから一度も口論で勝ったことはない。
1点差
なんていう良い試合すらなく
強豪校にボッコボコにやられる弱小ポンコツチームのそれである。
だがね
松江塾においては僕の父親体質がモロに出る。
やらない子
やらずに親を困らせる子
大嫌いである。
何かを得たいと望み、しっかりと人の話を聞いて頑張る子が多い松江塾だ。
そうやって口だけ達者でやるべきことをやらずに親を困らせる子はどうしても目立つ。
知らんがな
いらんがな
である。
冷たいことを言っているようではあるだろう。
教育者としてどうなの?
と思う人もいるかもしれない。
が!
子供達が成長し、巣立っていく実社会はどうなってる?
知らんがな
いらんがな
なんて言ってもらうことすらできず、
ただ笑顔で我が子から大切な何かを搾取していくだけである。
だからその前に松江塾が
僕が
可愛い我が子を抱き抱える親からすれば理不尽に映るだろうが
現実を擬似的に教えていくんだ。
ただ、それだけなんだ。
ああ、ちなみに松江塾には今
僕以外の先生もたくさんいる。
横幕先生
天使な奥様
講師亜朗
マッキー
僕に相談すると一刀両断される人でも
優しくケアしてくれる先生もいるし、僕よりも冷酷に叩き切る先生もいる。
まあ、誰がそうなのかはわかるだろう。