結構、「あるある」だと思う。
そしてそれは要注意だとも思う。
子供にとってその発言は、とても理屈の通ったものだろう。
知ってればできる。
知らなければできない。
知るためには教わらなければならない。
だが、まだ教わってない。
だから知らない。
つまりできなくて当然。
当たり前。
だからやらなくていい。
という思考だろう。
で、思う。
この「習ってないからできない」という言葉が出る子は
そもそも
未知の知識に対する抵抗感が強い
のである。
元々そういう抵抗感が強いのではなく、
聞くべき時に聞いてなかった結果、聞いていた子達よりもとっかかりが遅かったり、出来が良くなかったりする経験をどこかで積んできているのだ。
未知の知識は誰かから聞かねばならない。
聞いて理解して、それを実行しなければならない。
実行の先には結果があり、それで他者と比べられ、評価される。
その評価において、いつもいつも嫌な思いをしてきた。
だから評価されたくない。
結果を出したくない。
結果を出すための実行をしたくない。
実行するために必要な理解をしたくない。
理解をするための聞くという動作をしたくない。
こうやって、できない子は全てがガッチリと噛み合ってるわけだ。
まだ子供が小さかった時
しっかりと目を見て伝えるべきだった。
目を見て聞いてるか確認すべきだった。
だが、もう時間は戻らない。
あの時ならそのズレは大きくなくて、修正するのも楽だった。
しかし時間が経てば経つほど、そのズレは大きくなり、修正するのが大変なんだ。
あなたの周りに、もうどうにも直らなくなっている大人
たくさんいるでしょ?
もはや自分でも修正不可能。
そうやって、人間は大人になっていくんだ。
さあ
子育て世代の人たち
今、この瞬間があなたの子供の人生の中で一番若く、ズレが小さいってことを分かろう。
今日よりの明日はズレが大きくなる。
今がチャンス
である。
話が題名とズレまくってしまった。
そう
「まだ習ってない」という子達
習ってるか習ってないかは全く関係ないよ。
未知の知識に対する心理的抵抗感
それを支えている多種多様な負の経験と記憶
これをぶち壊していかないといけない。
僕の授業は、そこにアプローチするように作ってある。
だからみんな英語ができるようになるんだ。