想像して欲しいんだ。
入試や大切な模試当日
目の前には圧たっぷりの英語の問題
ドキドキだ。
1問目から解き始めようと気合いを入れる。
まだこの時点では、「ああ、英語がたくさん書いてあるな」という印象しかない。
僕らの脳みそは、たっぷりの英語を前にすると
「英語の文字がたくさん書いてある」
というくらいにしか動かないから。
日本語なら目に飛び込んでくるいろんな単語がすぐに意味を持って入ってくるのにね。
そして、英文を一単語目から見ていく。
脳内で日本語に「変換」しながら。
この変換作業の時、自分の知ってる単語は自分にとって100%の味方。
でも
自分の知らない単語は、100%の敵なのである。
次から次へと単語は目に入ってくる。
味方、味方、味方、味方、味方
みんなが明るい顔で出迎えてくれる。
頑張れー
どんどん進んでいけー
応援してるぞー
って声をかけてくれて。
こんなに勇気づけられることはないだろう。
だが
味方、味方、敵、敵、敵、敵、敵
まあ、現実にはここまで敵が連続して襲ってくるような文にはなかなか出会わないだろうが
イメージとしてはこんな感じだと思う。
このテスト
地獄すぎるってことは誰だって想像できるだろう。
単語暗記は苦役じゃない。
自分の味方をどんどん増やしていく冒険だ。
そしたら、きっと楽しくなるんじゃないかな。