人は人との繋がりの中で生きている。
その繋がりは言ってみれば「奇跡」によって出来上がる。
この世界には80億人もの人がいるわけで
その中で何かをきっかけにして繋がるなんて
とてつもない確率を乗り越えた先にあるものなのである。
ただその繋がり、あまりにも一方がもう一方の世界とズレている時は切れる。
世界から宗教をきっかけにした対立が絶えないなんて、その最たるものであろう。
思想
宗教
信念
文化
風習
そういうものも乗り越えた先に永続する繋がりというものがあるんだろう。
それはそこにお金が発生しても同じだ。
お金さえ払えば繋がりが買える
そういう世界もある。
松江塾は、基本的に一度退塾したら復塾は認めない。
いや、少なくとも僕は認めない。
AKRや横幕先生、亜朗先生はどうだか知らないが
僕はこの「繋がり」というものにわりと固執するからだ。
例えば中学受験のための一時離脱。
そういう明確な理由があり、双方がそれを理解しているのなら復塾はもちろん可能だ。
実際にそういうケースは多いから。
でも突然、晴天の霹靂のように申し出られた退塾は
一方的に僕が切られたわけである。
僕は100%信頼していた。
何の疑いも心配もなく。
それを容赦無く切られるということ。
ああ、僕はその程度だったんだな、と理解するしかないではないか。
それが一瞬、何かを理由にして頭に血が上ってのことかもしれない。
何があったのかも分からない。
だが
突然切られたショックはあまりにもでかいんだ。
僕はそんなこと30年間受け続けてきていて、ある程度耐性はできている。
そういう意味不明は切断は、すぐに頭を切り替えることにしている。
要は、すぐに忘れる、ということね。
いつも思うが、子供が一番かわいそうだとは思う。
何も知らないところで何かが起き、環境が変わるわけだから。
だから親単科を創設したんだ。
親よ、しっかりしろと、いう観点から。
もちろん、僕の方から容赦無く切る場合もある。
モンペは秒だ。
営利企業としてどうかと思うが
塾は人と人が対峙し、真剣にぶつかり合う場所だから。
そうやって進んできたし、これからもそう進む。