松江塾には今、約1200名の生徒がいて、
その7割がオンライン生である。
先日、「オンライン」という言葉は用いずに「最前席」という言葉に変えると書いた。
これが対面生よりもオンラインの子達が伸びる理由か?
と考えたこともあった。
しかし
どうやら違うと気づいたんだ。
対面の子達は、「行ってきます」と言って塾に向かう。
そして保護者の方は「行ってらっしゃい」と送りだす。
そこからの数時間
子供は塾で授業を受け、保護者の方は家事やら何やらをするんだろう。
そして
「ただいま」
と帰ってくる。
その繰り返しだ。
もうお分かりだろう。
塾での勉強は「子供のこと」なのだ。
これ、かつては当たり前だった。
「しっかり先生の話聞くのよ!」
と、伝えて送り出すまでが親の役目
あとは先生と子供との時間。
これにお金を払ってきたんだ。
でもね
オンラインの子達は対面の子達よりも伸びてる子が多い。
その理由はもはや明確。
授業を受けてる我が子
その授業内容
家で一緒に見れるわけよ。
親が。
今、どんな授業を受けていて、どんな内容で
我が子がどれだけ没入してて、どれくらい吸収してるのか
その全てがモロに自宅で分かる
これさ、もう完全に2馬力じゃんね。
この前の兵庫県知事選挙と同じじゃんね。
誰だ?
当時、オンラインは伸びない、とか
対面のほうが良い、とか
そんな意見が多かったけどね
どうやら違うみたいよ?
だからまず対面生の保護者の方々
本当に子供の学力を伸ばしたいのなら、イヤホン買って、塾の時間ずっと聞いてて。
子供がもう自走できてるのなら要らないけど
そうじゃないのなら、
そして結果も出てないのなら
まずはそこからスタートだ。
「え?その手間を代わりにやってくれるのが塾なんじゃないの?そのためのお金でしょ?」
と思ってる人達ね
もう世の中、2馬力の人達が増えてるのは事実だよ?