正解はない。
たとえプロになれなくてもチームのためにスポーツを選ぶ道も正解だ。
人はいろんなコミュニティの中で生きていくわけだし、
子供の意思を尊重
という大きく綺麗な言葉もあるから。
しかーし
子供には「成長の道」というものがあり、
特に小中学生のときのそれは「親の判断」というものが大きく影響する。
さて
松江塾の小1
85分間、休み時間なしで取り組む。
遊びに近い学習もあれば、頭をクソ使うエルの物語のようなものもある。
これは昨日のエルの物語の解説だ。
計算は小1レベルだが、
解ききるために読む量は多く、さらに論理的に順序立てて考えて書いていかないと辿り着けない。
この「答えに辿り着く」という感覚を低学年から持っておくことは極めて大事。
学校レベルの問題は「見た瞬間に分かるか分からないかが分かってしまう」ものばかりだ。
これに慣れてしまった子達は「見てすぐに分からないものは考えようとしない」という状態に陥る。
割とすぐに陥るのだ。
これをさせないように作られているのがエルの物語だ。
昨日の授業でのエルの物語
開始直後のあの静寂
小学生や幼稚園の保護者の方は何度も繰り返し聞いてほしい。
これは問題をPDFファイルにするための作業画面だが、昨日の小1エルの物語の問題文である。
小1はあの静寂の中、これを自力で読み始めたのだ。
これまでは僕が読み聞かせてから解いていた子達が
すっ
と自力で読み、自分でどんどん情報を抜き出し、手を動かしたんだよ。
分かる?
これが解説動画の一部。
あのクソ長い文から抜き出した情報。
これを小1が能動的に黙々と取り組む。
これが松江塾の低学年コースだ。
子供の成長の道は子供自身のものだが
どの道を進むかの大きな方針は誰が決めるのか。
親はしっかりと考えてほしい。