松江塾
95%の子が学校選択問題レベルの高校を受験する。
これはもちろんそのレベルにまで上がっていく子達がいるわけだが
逆に、そのレベルにならない子達が辞めていく結果でもある。
その子達は「松江塾が求めること」をやっていて上がらないわけではない。
上がるためにやらなければならないことをやらないから上がらなかった。
これに尽きる。
じゃあ、その「やらなければならないこと」って何?
そう聞くと
「勉強」
と答える人は多いだろうが
そうではない。
もっと手前に原因がある。
上がらない子達は、たった一人の例外もなく
完全なる共通点がある。
それは
「人の話を聞かない」
これである。
僕の授業を見たことがある人ならおそらく気づくだろう。
僕は授業中、とにかく全員の意識を僕の話に集めるべく努力をしている。
この努力は30年間きっちりと積み上げてきた自負がある。
なぜこの努力をするのか
それは上記に書いた通りだ。
「あー、あの子聞いてないな」
と分かる子は100%の確率で勉強ができなくなる。
勉強は積み重ねの教科だから、何かが分からなくなるとその次のことも確実に分からなくなる。
そうやってどんどん分からなくなっていき、
「ああ、勉強つらいわ」
ってなる。
ちゃんと聞いてればそんなことにはならなかったのに。
いつも残念に思う。