親って、各家庭のリーダーなんだ。
部活の部長
委員会の委員長
班の班長
それと同じ。
会社の社長
議会の議長
自治体の首長
それと同じ。
一国の大統領
もちろんそれとも同じだ。
しかもね
言い方は悪いかもしれないが、「独裁者」でもあるよね。
自らの決断と行動がほぼほぼ通るんだから。
今日の夜ご飯を何にするか。
これについて、議会の多数決も承認もいらないんだから。
でもね
これが本当に独裁国家の独裁者なら迷いはない。
自分の欲と要求だけに従えばいいんだから。
でも各家庭のリーダーは、「我が子をどうにかしないといけない」という大きなタスクを抱えている。
大体が向こう20年ちょいという時間的制約の中で。
会社で言えば、向こう20年で今から300%の成長を果たさないといけない、みたいなもんだ。
こうなると、単に「独裁」だけではダメだと気づくわけで。
社員の能動的な動きだって絶対に必要だ。
だから本当にあれこれ考えて、動かないといけないんだよね。
そこでその考えを掘り起こしたり、前に進めたりするためにいろんな情報を集める必要がある。
本
ママ友
ネット
あれこれ探す。
今、情報は溢れてるからね。
でもさ
その情報って、「一旦脳内を通過して終わり」ってことが99%じゃん?
笑
人は自分のこれまでの思考や行動をほぼ正しいと思っている。
もちろんそれは大事なこと。
だからこそ、その自ら作り出した流れに乗る。
これは「惰性」と言えばそうなのかもしれない。
でもその「惰性」は「流れ」は、自分一人のために作ってきた流れであって
そこに「我が子」は乗る可能性は少ない。
まあ思春期になれば分かるさ。
自分の乗ってる流れと、我が子がこれから乗っていくだろうこの子の流れ。
この違いを認識しないと家庭内は揉める。
さあ
リーダーとして、しっかりと舵取りができるか。
家庭内政治ができるか。
政治は利害関係の調整だ。
親の欲目
子の堕落
他の家庭、他の子達との競争
もう、その舵取りは難しいのは当たり前だよね?
だからこそ、そんなリーダー達が集まって、あーでもない、こーでもない
という場所は絶対に必要だと思うんだ。