辞書には
ある事柄が、よくわかるように述べること。「—を求める」「科学では—のつかない現象」「事情を—する」
とある。
ある事柄を、相手が分かるように言葉などで伝えること
である。
もちろんその先には「分かる」がないといけない。
説明しても、相手が分かってくれなければそれは説明とはならないわけだ。
さて
これがまた難しい。
「分かる」とは、相手の脳みその中にある「歯車」にこちらの説明で使う言葉やその知識がガッチリと噛み合わないと相手の頭の中に入っていかないからだ。
説明の前に相手の頭の中を開けて、分析して、何を分かっていて、何が分からないのか。
分からない言葉は何か。
そういうものを調べることは不可能だ。
「うん」
「へえ」
と頷いていても、それが本当に分かっているのかも分からない。
こんな不確かな行為、空間、時間で「説明」というものはなされるのである。
これは
正直
とてつもなく難しいんだ。
だからこそ、そこには成長しかない。
だからこの仕事は辞められないし、面白すぎるのよ。