今回の北辰第7回
中3の9割が学校選択問題のほうを受けた。
埼玉以外の人は分からないかもしれないが、北辰テストはこの時期から通常問題か学校選択問題かを選ぶことができるのだ。
その自己採点、普段9割を超えてくる子達も70点台半ばである。
つまり、今の時点でそこがトップ層の手が届く範囲ということだ。
少し聞くと、時間内には終わったがシンプルに知識が足りずに失点した、と。
この時点で、もうとんでもないことが分かるだろう。
「時間内に終わる」
これ、おそらく受験した子達の95%は不可能なんだ。
かなーり多いリスニングの後であの問題量
都立の自校作成問題と似たようなイメージだ。
とにかく多い、多い、多い。
しかし、松江塾の子達は終わる。
精読の先にだけある「読む速さ」を得ているからね。
とまあ、そんな話を中2にした。
そして中3模試問題を使って、長文演習だ。
長文と言っても、まだ中3の夏前の模試だ。
これ
もう中2達はこれを「簡単」だと言う。
全部で9問あり、2問間違えた子が2人だけいて、それ以外は満点か1問ミス。
中2の12月ですでにこのレベル感。
これは、いけるんじゃないか?
と話した。
何を?
学校選択問題で9割取る!
都立の自校作成も!
大阪のC問題も!
これらの入試では、受験者の平均点が毎年60点前後になる。
そう聞くと、極めて一般的なレベル感の問題だと思うだろう。
しかーし
日比谷
西
国立
北野
大手前
浦和
大宮
これらの高校を頂点とする、かなりハイレベルな高校だけが採用する問題なんだ。
そこを受かろうと思って受験する子達だけが受けて、
そして平均点が60点…
ちなみにこれは日比谷高校の受験者平均点
ね?
英語に関しては難易度は高くないが、とにかく鬼のように長い!
だからまずやるべきなのは
速さを身につけること
当然、この傾向は大学共通テストに合わせたものだから、この先も変わることはないだろう。
さて
話を現中2に戻す。
このレベルの問題で9割目指す。
明確な目標が立った。
あとは、そこを目指してスモールステップを積み重ねていくだけだ。
普通の塾の子達や塾なしの子達が入試長文に挑むのは早くて中3の夏以降だ。
それを一年以上前からやる松江塾。
勝つことはもう現中3の平均点を見ても明らか。
もうね
異次元の世界を見にいくしかない。
学校選択問題で9割超える子達がうじゃうじゃいる
よし
良い目標である。