最終的には全部をモリモリ学んでいくべきなんだけれどね
日本人にとって最も染み込みにくく「対極」にある英語を学ぶ時には特に大事なことなんだ。
必要なことを最低限に絞って、徹底的に理解していく学び。
これが可能にするには、生徒達が目にするものを完全にコントロールすることが必要なんだ。
具体的には、テキストを除外すること。
意外に思うかもね。
でも、市販にしろ塾用教材にしろ
教材っていうのは効率よく学べるようにあれこれ盛り込まれてるのが普通なんだ。
作る側からすれば当然だよね。
でも、これが初期の段階では害悪なんだ。
例えばそうだな
サッカーを習い始めたばかりの幼稚園児達に、
「それはオフサイドだからだめ!」
とか教えたら、きっとサッカー嫌いになる子もいるよね?
初期段階では、手を使わずに足だけで相手のゴールにボール入れたらOK!!
みたいにシンプルにしてあげないと。
これが他の教科ならまだ良いのよ。
学ぶ「核」みたいなものはブレないから。
数学なんかはその際たるものよね。
関数を学ぶ時はそこに特化してるわけで。
でもその説明にやたらと難読漢字みたいなものがバンスカ出てきたら?
学ぶべきことがボヤけるよね?
英語の教科書やテキストって、まさにそんな感じなのよ。
だから僕は土台が出来上がるまではテキストを使わないんだ。