例えば中3になるまで偏差値60だった子が、トップ校を受けたいと「志望」したとしよう。
そこからじわじわと学力を70まで上げ、見事志望校に合格する。
見事なサクセスストーリーだ。
しかし現実を考えて欲しいんだ。
その高校に進学する子達の少なくとも3割くらいは、中1の最初から偏差値70なんだよ。
教科書
授業
その他の雑学
などを偏差値70のレベルで中1から吸収することができている子
それに対し、中3まで偏差値60だった子は、
教科書
授業
その他の雑学
に対して、偏差値60の蓄積をしてきた子である。
をの差は何か。
日々の「当たり前」のレベルの違いではないのか?
それを受験期だけ「入試」という、範囲の決まった限られたものに照準を合わせて頑張って並ぶ。
じゃあ、その後は?
高校に入ってからまた始まる「日々」に対し、どう行動することになりそう?
夢や希望をへし折るようなことを書いているのは承知の上だ。
でも、これは現実。
ということは、道は二つある。
①偏差値60の高校に行き、日々の当たり前を同じくする仲間(その高校の上位3割)と切磋琢磨して指定校推薦を目指す。
②受験勉強を通して意識を変え、日々の当たり前の基準を上げる。
これだ。