時代は動いている。
大学進学が多数派になり
転職も当たり前になった。
大企業に入ればとりあえずの安定は得られるが、
そういう人たちはアンテナ感度も高く、自分と同世代がキャリアやスキルを磨いて転職で大化けしたり、
自己の覚悟と野望で起業して大バズりしている姿もネットを通して日常的に見る。
「このままでいいのか」
という悶々とした思いを持ちながら、今日も会社に行き、一年後も同じような生活をしている自分に何かを思うのだろう。
世界は伸び、日本は沈む。
これももう明確に見えている。
となれば、「そういう層」は動く。
資格にしてもそうだ。
沈みゆく流れに抗うように資格を手に入れる者が増える。
士業なんてそれこそパイは限られてるから、取り分はどんどん減っていくのも明らか。
この流れは5年10年という長いスパンではなく
2年3年という短期間でモロに目に見えるものになるだろう。
つまり
「将来は◯◯になる!」
と目指して頑張っている我が子の道の先が「行き止まり」になる可能性が高いんだよ。
いや
行き止まりとまでは行かなくても、道が狭くなるんだ。
そうすると、これまでその道の先は山の頂に向かって伸びていたはずなのに、
その山自体がなくなってしまう可能性が高くなるんだ。
話は「AIの台頭」じゃなくて「当たり前にAI」ってことになるんだよ。
そうなると、システマチックに業務が決まってる士業なんて、モロに影響受けるよね。
その仕事がなくなるわけじゃないんだよ。
ただ、「そんなに人は必要ない」ってことになるのよね。
例えばそうだな
エレベーターガール
親世代なら覚えてる人も多いんじゃない?
あの仕事、今なら「なんであのポジションの仕事が必要だったんだ?」と、
半ば笑い話になる感覚だよね?
この前、旧宅の売買契約の場で司法書士の人が実印と印鑑証明の照らし合わせをしてたんだ。
目の前で紙をパラパラしながら。
え?
って思ったよね。
何そのアナログ作業…って。
あれだけの難関資格なのに。
調べてみたら司法書士の年収最多ゾーンは300万〜400万、なんてデータもある。
士業って、取ってしまうとなかなかそこから離れることが考えられなくなるし
独立開業しないと苦労に見合った報酬もらえない。
でもそれって資格があれば大丈夫、という世界じゃなくて、
完全に自営業者の胆力勝負になるからね。
と、まあ今の世の中の流れの一旦を書いてみたわけなんだけれどもね。
さあ
我が子
そんな世の中にあと数年で必ず泳ぎ出すんだよ。
どうする?
何すればいい?
何を話してやれば良い?
もし自信がなければ松江塾へ。
僕の雑談は、そんなことばかり話してるから。
あ、いや
その雑談の半分以上は本当に下らない笑い話かも笑
でもそれすら
これからの時代を楽しく強く生きていくためには必要なんだけどね。