そろそろ半年か。
もう悲しさとか喪失感とか、そういうものはないが。
っていうか、そもそもなかったが。
だが今になって思うのは
父は最後にその身をもって大事なことを息子に教えてくれたんだと思う。
それは
人は必ず死ぬから、そして死にそうになってからはもう何もできないし、何なら食べることも考えることもできなくなるから
だからそうなる前に、やりたいことはやりたい時にやりたいように全部やり尽くせ!
ということ。
人にとって一番大事なのは「今」という時だ。
その時を共有する家族、恋人、仲間
それも含めて「今」が大事。
「明日頑張ろう」
と思う「今」という時を大事に。
今やれることは今やる。
今のうちにやっておく。
そのための「今」という最高に贅沢な時間があるんだから。
時間は止まらずに、ずっと自分と「今」を共有してくれている。
ああ
人生は
最初から最後まで
なんと贅沢なものよ。