もし生まれたての子供全員がプロ野球選手になるべくして育たなければならない国があったらどうだろうか。
体のサイズとか運動能力とかも無視して全員が同じ道を強要されるとして。
プロ選手になれるまで、毎年毎年ドラフトを待ち続ける人生
今年ダメなら来年
来年もダメなら再来年
こうやって、選択肢のない道しかないならば・・・
きっと何者にもならずに人生を終える人が大多数なのではないか。
勉強や学校って、ある意味「人生の選択」を判断したり決心したりするために存在するのではないか。
ああ、自分は勉強では人生を切り開いていけないな
そう思ったら別の道を選択すればいい
勉強ならあの子にも勝てる
そう思えばきっと勉強の道の先に光があるはず。
それを決めるための
小学校6年間
中学校3年間
高校3年間
ちょっと長すぎる?
いやいや、その環境の中で他者と関わり、社会の中で生きていく力を育むんだ。
それもまた、人生の選択肢を決めるものだ。