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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

【親子の約束】なぜいとも簡単に子供は破るのか

 

「やるって約束したよね?」

 

「次は頑張るって約束しなかったっけ?」

 

夜な夜な繰り広げられる親子バトルで必ず出てくる「約束」という言葉。

 

子供はまるで金魚救いのあのウッスウスの道具のように

 

まあ、見事に瞬間的にぶっ壊す。

 

え?嘘でしょ?

 

というくらいの速さで。

 

あら、これ詐欺じゃないかしら?うふふ

 

と言いたくなるくらいの簡素な作り

 

これで金魚取るのって不可能じゃね?

 

とかとか。

 

それレベルで。

 

だよね?

 

 

 

なーぜ子供はあーも簡単に「約束」を破るのか。

 

ちょっと考えて?みたい。

 

 

 

まず「約束」ってなんだ?

 

 

自分が誰かと約束をするときって、

 

一体何が「守る」ことのモチベーションになるんだ?

 

 

んー

 

 

おそらく、守ることで自分にメリットがあるか、

 

守らないことで相手にとんでもなく大きなデメリットを与えるか

 

 

そういうことなんじゃないかな。

 

 

守ることで相手からより信頼される

 

 

そしてその信頼がコミュニティの中での自分の立ち位置を強くする、とか

 

 

そういうこと。

 

 

でもさ、親子の約束ってどうなの?

 

って話。

 

 

親からの信頼なんて、子供は何も意識しないからね。

 

だって親子だから。

 

 

子供がある程度大きくなればその受け止めも変わってくるだろうけれど

 

 

小学生、中学生の頃なんて1ミリも意識はしない。

 

親から怒られてる場面では意識して、心を改めるような空気も発するけれど

 

あれは

 

 

 

そうでもしないと、この場が収まらないから

 

 

子供はそれしか考えてないから。

 

 

どう反応すれば親はこの場をおわらせるのか

 

 

 

それしか考えてないのよ

 

 

 

親は子供の口から自分が言ってほしい言葉が出るのを待つでしょ?

 

 

 

「うん、もうやらない」

 

「ごめんなさい。出来心だった」

 

「次は自分に負けない」

 

「だって悔しいから」

 

「自分を許せない」

 

「親を裏切って心が痛い」

 

とかとか

 

 

その言葉の裏に「これ言えば早くこの場が終わるだろう」なんていう子供の本音があることを

 

親という生き物は見事にスルーするからね。

 

 

ほら、ここまで書けば流石に分かるでしょ

 

 

親子の約束が秒で破られる理由

 

 

 

子供にとっては、その約束、「怒られている場から抜け出す」というメリットしかないんだよ。

 

そしてその時にメリットを享受しちゃったから、

 

それをその後でも守るメリットがもはやないのよ

 

 

分かる?