例えば目の前にやらなきゃいけないことがあるとする。
部屋の掃除なんていう日常的なことから
受験勉強なんていう長期的なことまで
まあいろいろあるだろう。
それを前にした時、こんな言葉を聞いたことはないか
「今やっておけば後で楽だから」
この言葉
聞いたことあるよね?
中学受験で大学附属校を志望する時なんて
「ここで受かれば高校受験も大学受験もしなくていいんだよ」
なんて
絶対に言うよね
部屋の掃除レベルの話でも同じだ。
「今日土曜日、部屋の掃除終わっちゃえば明日の日曜日は楽だよ」
とかね。
今の頑張りが、将来の負荷を軽くする、もしくは無くす。
そういう考え方。
確かに一理ある。
んが!
そこで話が終わってしまう人は残念。
明日楽になる代わりに今大変になる
って、本人にとって感じられるのは
今、大変
という現実だけ。
明日は
高校受験の時は
大学受験の時は
今じゃないワケで、想像は多少できても実感は待てない。
だよね?
やはり人にとって一番大事で、一番気持ちが入るのは今なんだよ
でも、それを言ったらこの話はここで終わってしまう。
なんとかして、今やるべきことをやらないといけない。
やらせないといけない。
さあ
どうしようね
じゃあこの先に僕の考えを書いておく
僕はこの考え方をわりと日常的に使って、自分の尻を叩いてるんだ。
今、この話が出てるってことは
やっていること
目の前にあること
これに対して何かしらの負荷を感じてるってこと
つまり
嫌なもの
なんだ。
キツイんだよ
辛いんだよ
大変なんだよ
やらなきゃいけないことは頭では分かってる
でも嫌なんだ。
これ、明日もやる?
午後にまで持ち越す?
こんなに嫌なものと、長い時間付き合う?
もう他の人はその時にはこれを終わらせていて、他の楽しい、自分のやりたいことをやっているのに、自分だけまーだその時もこんなに嫌なものと向き合ってたいのか?いいなーって羨ましそうな顔して、この時間にこれを終わらせた人を眺めながら、これと向き合い続けてたいのか?そんなにこれが好きか?そんなことないんだろ?嫌なんだから、さっさと離れたいよな?だったら明日に残すなよ。午後に残すなよ。
その時間はもうこんなもののことは忘れて解放されて、1ミリも考えずに自分の好きなこと、やりたいことだけやったらいいじゃん。今あと少しスピード上げてやっちゃえば、もうこれのことを1ミリも考えなくていい好きで自由な時間が待ってるんだぞ?つまりこれは、後で自分のやりたいことを存分にやるためのチケットだ。どんな好きなことだって、手に入れるためにはお金が必要だろ?それと同じだ。お金なきゃ、いつまでーもできずに羨ましそうな顔して入り口の外で指くわえて見てるだけになるぞ?そんなの嫌だよな?さあ、こんなのさっさと片付けてやりたいことやりに行こうぜ!
さあ、今日も頑張ろう!