というより、僕は僕の授業が好きだ。
あの時間が大好きだ。
もちろん自学するみんなの後ろ姿、動かない頭、表情も好きなのだが
やはりあの授業時間が好きでたまらない。
みんなにとって初めての知識を
そのちょっとだけ不安な表情が少しずつ真剣さを増していき、笑い、前のめりに聞き、手を動かして
そしてその知識を「うわー、そういうことなのかー」と、ちょっと高揚した顔で全部受け入れてくれるあの瞬間
「なんだこりゃ、どーなってんだ?」
と、絡みに絡んだ紐の結び目を
「ここをこっちに持ってきて、これ引っ張って、この間を通してごらん」
とアドバイスし、そのままやるとスルッと絡んだところが1個なくなる。
それを続けていくと、あんなに諦めの表情しかなかった子がいずれ自分で必死に絡んだ紐と格闘し始める
そんな瞬間が愛おしい中2、中3の授業も好きだ。
その授業というものに、時間も意識も全振りしたい。
規模が大きくなって云々
という話も出るが、松江塾は僕自身である。
人の身体、身だしなみが流動的で完璧なものでないように
組織も流動的で完璧なものなんてことはないはずだ。
「崩しのおしゃれ」
なんてものが存在意義を与えられてるのなら
そういう塾があってもいいじゃん
嫌なら来なきゃいいだけで。
いつもスーツ着てたい人はスーツ屋さんに行けばいい。
松江塾はビンテージの古着屋さんってイメージか?
笑
まあ、とにかく僕は授業に全振りするから
それ以外のことは誰かに頼むわ
授業は僕にしかできないでしょ?
代わりに誰か松江塾の授業できますかぁ?
僕以外の先生に代わったら、それでも松江塾に通ってくれますかぁ?
多分95%の人が辞めていくだろう。
それくらいの覚悟と自信を持ってやってるから。
でも、それ以外のことは誰がやっても問題ないよね?
事務仕事や経理部は少しずつなし子に任せていって、最終的には本職に。
問題作りは僕がやって、解答作成は大学生に。
ダブルチェック、トリプルチェックをすり抜けるミスは生徒や保護者に。
僕は最前線で最高の授業を必ずする。
感動させ、笑わせ、納得させる
毎日問題を作って薄皮一枚をフワッとかける
そこには多少の糸のほつれはある。
それは各自で直して。
見つけたら教えて。
最初から糸のほつれを見つける作業は、僕の授業や問題作りに対するモチベーションを猛烈に引き下げる
これは昨日とても自覚したから
結果的に松江塾のクオリティが下がる
僕の大好きな松江塾の根幹が腐る
これだけは避けるべきだ
大切なファミリーであるはずの生徒や保護者のことが嫌いにもなってしまう。
これも絶対に避けるべきなんだ。
よし、何か考えて前に進むよ
もう形は見えてるから
僕の大好きな松江塾が、ますます大好きになる仕組みを。