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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

【質問よりも必要なもの】「分からない問題」というものをどう捉えるか

 

これは特に高校生に多い話だ。

 

塾選びやコース選びで

 

「質問ができるか否か」

 

という話題が出る時がある。

 

もちろん、「質問は一切受け付けません」ということはありえないとは思う。

 

そのために対応できる仕組みは普通にある場合がほとんどだとは思う。

 

しかし

 

現場にいて

 

生徒達と接していて思う。

 

分からない問題を質問する子は伸びにくい

 

 

これは現場の先生達から首もげであろう。

 

ここで、「分からない」と思っている子の頭の中を考えてみて欲しい。

 

目の前の問題に対し

 

一歩目、二歩目の思考ルート、手順が見えない

 

何をやっていいか分からない

 

大体こんな感じだろうか

 

 

その子に対し、一歩目、二歩目を教えて答えまで導くことは

 

その瞬間、その子にとってはとても安心でき、「そうか!」となるのだとは思う。

 

しかし、その「一歩目」を「ここだよ」と、無数にあるだろうルートから選んだのは誰だ?

 

自分ではなく、教えてくれた先生なのだ。

 

問題というのは、この思考ルートを選び、決断することが全てである。

 

この「ルートを選ぶ」というのは、多数あるルートをそれぞれ熟知していて、この問題にはこれ、その問題にはこれ、というように全てをしっかりと分かった上でできることなのである。

 

それを自らやらずに、「ここを進みなさい」と言われ進むことを繰り返しても

 

実はちっともできるようにならない

 

これが「質問する子ほど伸びない」理由である。

 

 

では、どうしたら良いのか

 

 

基礎基本の徹底

 

 

これしかない。

 

 

問題を見て、「あ、あのルートを通ればいいんだ」と判断できるのは

 

一歩目を進むとどうなるのか

 

全方向への一歩目の踏み出し方とその先の景色が見えているからである。

 

英語で言えば、その文からすぐに文法単元がイメージできること

 

数学ならその問題がどの単元の問題なのか分かること

 

それが瞬時に判断できるようになるためには

 

それぞれの単元の基礎基本、一番大きな柱がよーく分かっている状態を作ることに他ならないのである。

 

質問は

 

「この問題が」

 

ではく

 

「基礎基本の本質が腑に落ちない」

 

時にすべきである。

 

そういう質問をする子は伸びる。