先ほどまで、育伸社の方々が来てくれていた。
教材会社の方とゆっくり話す機会、僕にはほぼない。
個人塾の塾長たちとは毎日24時間語り合っているが、教材会社の方と話すのはなかなかに新鮮だった。
僕らは授業を通して「言葉」で生徒に大切なことを伝える。
でも
教材会社の方は同じ教育というものに携わりながらも、直接生徒たちの何かを語ることはできない。
だからこそ、教材に想いを込めるんだ。
ふむ
そう考えると教材は「できた」「できない」以上に大切なものが込められてるんだな。
僕はほぼ教材を使わない。
自学の時間に勝手にやってね、というスタンスだ。
それは何も教材を軽んじているわけではなくて
その大切な教材を生徒自らの意思と行動でやり抜いて欲しいから。
だからそこに至るまでに必要な心構えと覚悟と知識を伝える。
それが僕の授業なんだと思っている。