速度の体感
これね。
かなり多くの子達がフワッとしか理解できない「速さ」について
なんで理解できないかというと
時間や道のりのように、目で見て測る(計る)ことができないからよね。
車のメーターなんて、子供は見ないだろうし。
だからこそ、親の言語化が全てだと思うんだ。
「車のスピードって、時速○○キロって表すんだよ。時速って、時間の「時」と「速さ」の「速」ね。つまり、1「時」間でどのくらい進めるかの「速」さを表したものねー。つまり今、時速60キロだから、1時間この速さでずーっと走ると60キロ先まで行けるってことね。」
こんな感じで伝えてあげて欲しい。
そしたらほぼ間違いなく
「60キロって家からどこくらい?」
って聞いてくるよ。
あとはおじいちゃんの家でもいいし、子供の知ってるところを具体的に伝えてあげたらいいよね。
往復1時間でもいいし。
そうやって、「1時間であのあたりまでいける「ビューン」っていうこのくらいの速さ」という体感が得られるはずなんだ。
算数や数学は、こうした「具体物」をどれだけ経験として持ち、想像できるかがとても大事だからね。
それができて初めて「差」という概念に突入できるから。