小学校のカラーテスト
科目に関係なく、ほとんどの子が100点近い点を取ってくる。
中には80点なんていう時もあるだろうが
小学校、中学校高校と経験した保護者にとって
80点
というのはそう悪い点数ではないように感じるのではないか。
特に高校生の80点なんて、クラス最高点にも思える得点である。
そんな数字を見ていると、「我が子は学校の勉強は大丈夫」などという安心感を感じてしまうのは
まあ、何となく理解はできる。
しかーし
それが大きな間違い。
先日低学年本科では「春のまとめテスト」として
前学年の内容で国語と算数のテストをした。
どの学年も最高点は満点とか98点とか。
しかし、最下位は20点や30点、40点という点も多く出た。
おそらく松江塾の門を叩く子達なので
「学校の勉強は大丈夫」
「小学校ではできる方」
という認識を持っているはずだ。
その指標となるのは先に書いたカラーテストの点数。
しかし
現実はあのランキングの通りなのだ。
いかにカラーテストが学力の指標として役に立たないかが如実に分かるだろう。
松江塾の本科では、ありとあらゆる問題の中から「これで躓く子が多い」というものを選び抜いて提示する。
だから、いちいち泣く子が出る。
しかし
そこから目を背けてはダメなのだ。