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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

あなたの子、勝ち続けることがむしろ足枷となる時もある

 

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なんでも同じだと思うが

 

親の願いは「上達」「勝利」である。

 

お金と時間、労力をかけるのだから。

 

勝てば嬉しい

 

負ければ悔しい

 

上達すれば喜び

 

しなければ焦る

 

 

 

 

 

 

勝った

 

また勝った

 

次も勝った

 

勝ち続けている

 

 

親としては、それはそれは目を細めるほど嬉しいだろう。

 

周りからの羨望の眼差しもある。

 

 

しかし

 

題名にも書いたように、勝ち続けることは逆にあなたにもあなたの子供にも「足枷」となることもあるってことを

 

知っておいた方が良いよね。

 

多分、ものすごく簡単に想像できるはず。

 

100点

 

また100点

 

次も100点

 

またまた100点

 

からの

 

97点

 

 

この「97点」をどう捉えるかで、

 

子育ての成功は大きく左右されると思うんだ。

 

 

怒る?

 

どうしようもないうっかりミスだから?

 

他の子は100点取ったから?

 

「悔しくないの!?」って声を荒げる?

 

 

 

これだよね

 

勝ち続けることの弊害

 

 

ずっと100点

 

ずっと勝利

 

ずっと右肩上がりの成長

 

 

そんなことは絶対にないからね?

 

 

人は必ず負けるし、失敗するし、停滞もする。

 

もちろんあなたの子供もね。

 

 

その敗北や失敗を「子育て」の観点から大きく見ると何だと思う?

 

 

 

僕は

 

 

 

財産

 

ガソリン

 

 

だと思うんだ。

 

 

 

親って、大いに矛盾を抱えたまま生きてるよね。

 

 

我が子には勝って欲しいんだけど、負けた経験のない人間にはなってもらいたくはないんだ。

 

 

おお笑

 

 

すんげー矛盾。

 

 

 

ミスを怒るくせに、ミスを恐れて冒険しない人間にはなってもらいたくたいんでしょ?

 

 

 

 

 

我が子には苦労しない人生を歩ませないのに、苦労知らずの楽勝人生は何かのフラグにしか見えないよね?笑

 

 

 

いい?

 

 

 

負けもある

 

失敗もある

 

挫折もある

 

苦労もある

 

得るものがあれば失うものがある

 

 

何も「人生」なんて壮大なものを語るつもりはない。

 

 

でも、子育てって「順調」ほど怖いものはないと思うんだ。

 

 

 

そして、後になって「つまらない」ものはないと思うんだ。

 

 

順調な子育てって

 

 

 

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こんなイメージ。

 

 

するーっと真っ直ぐ上に行く感じ。

 

 

でもね

 

 

3歩成長したと思ったら2歩下がって、そこからまた3歩成長して2歩下がると

 

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こんな感じだろうかね。

 

子育ての成功や充実って、結果だけじゃないよね。

 

 

日々の子供との関わりの濃度

 

 

僕はそれも大事だと思うんだ。

 

 

「これ、やってね」

「分かった」

 

 

 

 

「これやってね」

「分かった」

「って、やらねーじゃん!」

「やるやる、今やる」

「今って今なんだけど?やりなよ」

「ほーい」

 

 

親子の関わりはその交わした言葉の多さと比例する。

 

 

それが説教だろうと何だろうとね。

 

 

 

ゼロ、ヒャクで考えてみてね。

 

 

「勝ち」「上達」「100点」は結果だ。

 

 

結果の積み重ねに価値がある?

 

過程の積み重ねに価値がある?

 

 

 

あくまでも「子育て」という観点から見れば

 

 

「過程」の積み重ねにこそ、価値があると思わない?

 

 

 

あなたの子はね、「あなた」という船に乗り込んだ大事な船員なんだ。

 

 

あの豪華な客船でもなければ、あの高速モーターボートでもない。

 

 

「あなた」という船だ。

 

 

いずれ降りて自分の船を待つのだろうが

 

 

今しばらくは一緒に大海原を進んでいくんだよ。

 

 

どこに着くかなんて誰も分からん。

 

 

であるならば、他との勝負には意味はない。

 

 

 

ただただ、毎日の船旅が楽しい方がいい。

 

 

トラブルを乗り越えてホッとする瞬間もあった方がいい。

 

 

そうやって経験値を積んでみんなが強くなっていけばいいのさ。

 

 

そう考えたらさ

 

 

今目の前にある「97点」のテストが

 

 

何だかとても愛おしく、大切なものに見えてくると思わない?

 

 

 

その一枚のテスト

 

 

その落とした3点

 

 

それを足枷にするか、財産にするか

 

 

親としてどう言語化するか

 

 

 

考えてみて。