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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「オールイングリッシュの授業」は確かに魅力的だが実態を知っておくべき

 

この数ヶ月間で全国から何百人というお問い合わせをいただき、それは今も続いている。

 

僕はずっと埼玉の狭い範囲で指導してきたので、正直全国の、特に私立中高一貫校に関しては知識が少ない。

 

だからお問い合わせをいただくとその中学の検索をする。

 

本当に日本には学校が多いよなあと感じる中で気になることもある。

 

お問い合わせの多くが「英語を復活させたい!」という方なのだが、

 

聞けば中学で「オールイングリッシュ」の授業があり、

 

ちんぷんかんぷん

 

になっている!

 

という話がとても多い。

 

 

文法もやらない

 

問題演習も特にない

 

 

ただひたすらに英語での対話がメインの時間。

 

 

これね

 

 

みんなが全員同じレベルなら問題ないんだよ。

 

 

まるで幼児が語彙を増やしながらコミュニケーションを発展させていけば、ね。

 

 

でもね、実態はどうやらかなり違うみたいなんだよね。

 

 

例えばクラスに35人の生徒がいたとして、

 

その中に5人くらい、バキバキに英語ができる子がいるんだってさ。

 

思いっきり帰国子女の子達ね。

 

 

そういう環境で育った子は、その英語力をキープ、もしくは伸ばすためにオールイングリッシュの中高を選ぶのは

 

 

それは当たり前だよね。

 

 

んで、その授業では、そのバキゴキの英語マスター達と先生とのやりとりがメインで進み

 

英語赤ちゃんの子達はただただ取り残されていく、という…

 

そして、英語が大嫌いになった、と。

 

もう何人くらい同じ話を聞いただろうか。

 

 

 

「我が子を英語マスターに!」

 

 

と願う気持ちはよく分かるんだけど

 

 

能力による細かなクラス分けとか

 

その能力の伸びをしっかりと判定する仕組みとか

 

 

 

そういうものがどれくらいあるかっていうのは

 

 

しっかりと調べてからのほうが良いって思ったよね。

 

 

もう、登校から下校までオールイングリッシュで、

 

 

帰宅してからも両親交えてオールイングリッシュなら良いんだけど、

 

なんだかんだで日本語の方が多い環境だと、オールイングリッシュの時間は「頑張って耐える時間」になっちゃってる子達も多いって話ね。

 

 

 

中高選びの際には頭の片隅に入れておいてもらいたい。