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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

なぜ親の願いが子供に届かないかを完全言語化してみた

 

 

自分のことを1ミリも知らない人への恋心。

 

どんなに恋焦がれても、その思いは届かない。

 

思いが届かないどころか、そもそも自分の存在すら知らない。

 

そんな、ハードレベルな片思い。

 

 

我が子に対する親の願い

 

 

こういう職業についてもらいたい

 

こういう大学に進学してもらいたい

 

 

そんな願いは、このハードレベルな片思いからスタートすると思っておこう。

 

 

本来、別々の人間なのに

 

自分達から生まれ、日々成長させて一緒に暮らしているから

 

何だか自分の思い通りになると勘違いしちゃうんだろうね。

 

「靴履いてねー」

 

「はーい」

 

 

「手を洗ってきてねー」

 

「はーい」

 

 

みたいなものの延長に

 

 

 

「東大入ってねー」

 

「はーい」

 

 

「医者になってねー」

 

「はーい」

 

 

 

もあると思っちゃう。

 

 

まあ理解はできるけどね。

 

 

 

でも、子供の人生は子供のもの。

 

100%子供のものだ。

 

 

 

そもそも思い通りになんてならないし、

 

思い通りにしてはいけないものだ。

 

 

 

 

親の思うように成長する我が子

 

 

 

リアルに想像してみてほしい。

 

 

 

というか、まず自分自身が親の思う通りに成長し、今の自分があるのかどうか。

 

 

多分、ほとんどの人達が違うはずなんだ。

 

 

子供は親の見えない世界を見るようになる。

 

幼稚園でもそうだし、学校でもそうだ。

 

いろんな人や場所からいろんな刺激と知識をもらう。

 

 

親以外の情報をどんどん増やしていくんだ。

 

 

つまり、我が子の中には親と直結したもの以外のものが増えていき、

 

親との直結割合はどんどん小さくなっていく。

 

 

親からすれば、我が子は100%自分と繋がっていると思うもの。

 

子供が全て、だからね。

 

 

でも、子供からの直結割合は違う。

 

そして、日増しにどんどん小さくなっていく割合

 

 

 

どうして親の願いは届かないのか。

 

 

 

いや、届いてるんだよ

 

 

 

間違いなく。

 

 

でも、子供にとっての割合が小さいんだ

 

 

相対的に、ね。

 

 

 

親からの親の願いは100%

 

 

 

それなのに、子供にとっては

 

 

50%

 

30%

 

10%

 

5%

 

 

と、相対的にだんだんと減っていく。

 

 

それが「子供の成長」ってもんだよ。

 

 

この相対的な割合を維持しようとしたら何が起きる?

 

 

 

「他を排除」「見せない」「いれない」

 

という力技になるんじゃない?

 

 

そうなるともう…

 

 

その先の地獄絵図は見えるよね?

 

 

 

「東大以外は認めない」

 

「医者以外は価値がない」

 

なんて言葉を子供に向けてしまう毒親

 

 

 

怖い怖い

 

 

 

もう、恋愛なら重度のストーカー

 

 

だよね。

 

 

じゃあ、どうすればそんな地獄絵図にならずに

 

 

それでも親の願いに少しでも近づけられるか。

 

 

それはね

 

 

子供が目にするもの、耳にするもの、出会う友達、指導者

 

 

そういうものが親の願いに近づくようなものであれば良くない?

 

 

でしょ?

 

 

だからこそ

 

 

学校選びや塾選びは大事って話になるんだよね。